年頭所感
【2015年 年頭所感】 ITホールディングス
2015/01/08 20:40
週刊BCN 2015年01月05日vol.1561掲載
つまり、IT投資は活発化しており、その内容は大きく変わっているわけだ。そこで当社グループでは、事業会社の役割をより明確化し、従来にも増してグループの一体的な運営を推し進めていく。具体的には各社の成長エンジンを顕在化させ、強みを積極的に伸ばしていく。例えばTISであれば決済システムの「PAYCIERGE(ペイシェルジュ)」、インテックならば金融機関向けCRM「F3(エフキューブ)」、アグレックスはBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、クオリカはIoTや小売業向けシステムなどといった成長エンジンを伸ばす。
一方で、各社それぞれ手がけてきたBPO業務は、できる限りアグレックスに集約したり、TISの決済とクオリカのIoTや小売業向けシステム、あるいは自治体に強いインテックのマイナンバー事業とアグレックスのBPOを連携させるなど、グループ間の「協働」と「協創」を、これまで以上に強めていく。
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