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<中国・ASEANで儲ける――現地でヒットする商材・ダメな商材>第45回 ウェアラブル端末と業務を連携
2014/09/04 20:29
週刊BCN 2014年09月01日vol.1544掲載
台湾活用型ビジネスの一環で、台湾のハードベンダーやEMS(製造受託サービス)との連携の動きが活性化している。ひと昔前までは大量生産品しか対応できなかったEMSだが、近年では小ロットの製造にも意欲的に取り組んでいて、「特定の業種・業態用途向けにハードをカスタマイズするビジネスが増えている」(台北市電脳商業同業公会=TCAの吉村章駐日代表)と話す。ハード単体での販売が難しい業務用途でも、業務アプリケーションと組み合わせることで新たな販路が広がる可能性が高い。
台湾EMSとタッグ組む
例えば、ウェアラブル端末を業務用途に応用する場合は、眼鏡型や腕時計型など、それぞれの業務に適したものを用意する必要がある。実証実験ベースでは、既製のウェアラブル端末を利用したとしても、本格導入時には「ハードのカスタマイズが避けられない」(大手SIer幹部)ケースが増える。
ウェアラブル端末は、文字通り常に身につける端末であることから、パソコンやスマートフォンなどでみられる汎用的なデザインよりも、ファッション性を含む独自のデザインが求められる。そのためにカスタマイズしたウェアラブル端末が必要とされていて、セットでソフトやサービスを販売するアプローチが有望視されているのだ。ふだんは固有のハードを扱わないSIerが、ウェアラブル端末のような新しい領域に進出する際に、台湾ベンダーとタッグを組んで国内外へ展開していくアプローチも十分にあり得る。(安藤章司)
台湾活用型ビジネスの一環で、台湾のハードベンダーやEMS(製造受託サービス)との連携の動きが活性化している。ひと昔前までは大量生産品しか対応できなかったEMSだが、近年では小ロットの製造にも意欲的に取り組んでいて、「特定の業種・業態用途向けにハードをカスタマイズするビジネスが増えている」(台北市電脳商業同業公会=TCAの吉村章駐日代表)と話す。ハード単体での販売が難しい業務用途でも、業務アプリケーションと組み合わせることで新たな販路が広がる可能性が高い。
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