カテゴリ未設定
<中国・ASEANで儲ける――現地でヒットする商材・ダメな商材>第22回 3製品を先行投入
2014/03/13 20:29
週刊BCN 2014年03月10日vol.1521掲載
東芝ソリューションは、中国市場向けの主力製品を「OCR(光学文字認識装置)」と「ストレージ」「表面検査装置」として、重点的に営業を強化している。同社はパッケージソフトやハードウェア製品などさまざまな商材を扱っているが、中国ではこの三つの商材が競争力を発揮しやすく、ニーズも大きいと判断した。2013年春頃から比較的小さな卓上型のOCRと、製造業が品質管理に使う表面検査装置の販売を開始して、同年秋頃からストレージ製品の販売を本格化させている。
重点営業で売れ筋商材に育てる
この3製品を優先した理由は明確だ。まずOCRについては、世界をみてもOCR専用機をつくっているメーカーが少ない。複合機に付属するような一般用途のイメージスキャナは中国でも広く活用されているが、OCRに特化した製品をつくり続けているのは、実は東芝ソリューションなど限られたメーカーなのだ。外見は卓上型イメージスキャナと似ているが、読み取りエラー専用の排出口や、読み取った文書に「通し番号」を印字するナンバリング機能によって、何番目の文書がエラーだったのかをすばやく見つけられる。専用のハードとソフトによる文字の認識精度が高いのはいうまでもない。
OCRとほぼ同時に投入した表面検査装置は、製造業の生産ラインにおいて、製品の表層に存在するキズや欠陥をリアルタイムに検出する装置だ。これまで“人の目”で検査していたが、中国の人件費の高まりによって自動化する機運が高まっている。次号で詳報する。(安藤章司)
東芝ソリューションは、中国市場向けの主力製品を「OCR(光学文字認識装置)」と「ストレージ」「表面検査装置」として、重点的に営業を強化している。同社はパッケージソフトやハードウェア製品などさまざまな商材を扱っているが、中国ではこの三つの商材が競争力を発揮しやすく、ニーズも大きいと判断した。2013年春頃から比較的小さな卓上型のOCRと、製造業が品質管理に使う表面検査装置の販売を開始して、同年秋頃からストレージ製品の販売を本格化させている。
続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。
(登録無料:所要時間1分程度)
新規会員登録はこちら(登録無料)
ログイン
週刊BCNについて詳しく見る
- 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
- メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
- イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
- 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!…etc…