年頭所感
【2014年 年頭所感】 富士ゼロックス
2014/01/23 20:40
週刊BCN 2014年01月20日vol.1514掲載
国内向けには、医療、文教などをはじめ、業種ごとにプリンタ・複合機まわりの業務用ソリューションを着実に育ててきた。2014年は、緒に就いたこのソリューションサービスをさらに加速する。
また、よりスピードを上げなければならないと考えている新規事業が、モバイルコミュニケーションサービスだ。将来は事業の柱の一つにしたいと考えている。従来のソリューションは、クライアントサーバー型のITインフラに向けた業務ソリューションだが、スマートフォン、タブレット端末が急速に普及し、クラウドを気軽に、しかもセキュアに使える技術も出てきている。こうした環境変化にスピーディに対応しなければならない。CRMをはじめとする多様なビジネスアプリケーションを揃えたワンストップのパブリック・クラウドサービスである「SkyDesk」のプラットフォームも整ってきたし、紙とマルチメディアを融合するクラウドサービス「SkyDesk Media Switch」なども仕込んできた。これらの普及に力を注ぐ。
ソリューションサービスは、2015年度までに売上高比率で50%まで伸ばしたい。モバイルはそれを実現するための重要な戦略分野だと考えている。
- 1
関連記事
富士ゼロックスシステムサービス プラットフォーム戦略を推進 文字情報基盤でデファクトを狙う
富士ゼロックス、紙とマルチメディアをリンクするスマートフォン向けクラウドサービス
富士ゼロックスが生み出す新規事業 「SkyDesk」はその“初手”
IDC Japan、国内MPS市場のシェア分析、富士ゼロックスがトップなるもリコーやキヤノンがシェアを拡大