年頭所感
【2014年 年頭所感】 NECネッツエスアイ
2014/01/16 20:40
週刊BCN 2014年01月13日vol.1513掲載
2013年4月に、NECモバイリング(現・MXモバイリング)から移動通信基地局の関連事業を吸収し、エンジニアリングから保守修理サービスまでをワンストップで提供できる体制を築いた。さらに、6月にはキューアンドエーを子会社化することで、コンタクトセンター領域において、サービス事業の基盤を強化した。ここにきて、M&Aによる相乗効果が現れ始めているので、2014年は成長を加速したい。
13年5月に打ち出した中期経営計画では、社会インフラ事業の強化をはじめ、ICTと家具の融合によってオフィス改革を支援する「EmpoweredOffice」など独自商材の展開や海外事業の拡大を成長のエンジンと定めている。こうして、NEC本体と連携して社会インフラに注力すると同時に、当社独自の取り組みも明確にしており、お客様から「NECネッツエスアイにすべてを任せる」というふうに信頼されるパートナーを目指したい。
当社の地方拠点でも、「EmpoweredOffice」の導入を進めている。震災対応に敏感な東北オフィスの従業員から、地震が来たときに下に潜りやすい机がほしいとの要望を受け、各地域のニーズに合ったかたちで、オフィス環境を改善しているところだ。
- 1
関連記事
押さえておきたい2014年の主要ITトレンド――取材をもとに『週刊BCN』編集部が予測
NECがスマートフォン事業から撤退 「社会ソリューション事業」に社員を再配置 “スマートフォン人材”がNECのDNAを刺激する
NECネッツエスアイ、2012年度決算は全利益項目で最高益を達成
NECネッツエスアイ 移動通信基地局の関連ビジネスを強化 NECモバイリングから事業を吸収