年頭所感

【2014年 年頭所感】 三菱総研DCS

2014/01/09 20:40

週刊BCN 2014年01月06日vol.1512掲載

木村高志 社長
 キーワードとして、2013年は「好循環サイクルの実現」を掲げた。事業構造や業務のプロセス改革、品質の向上を推進し、社員一人ひとりの成長が会社全体の成長に結びついたことを実感できた年だった。前年度(2013年9月期)の業績は、売上高が過去最高を記録、利益は最高レベルの水準に達した。2014年も、「好循環サイクル」を持続していく。

 当社は、金融機関と企業に対してSWIFT(スイフト)への接続環境を提供するサービス「SWIFTサービスビューロ」について、2012年に最高レベルの認証「SWIFT Ready Connectivityラベル」を取得し、2003年12月に日本で初めて展開を開始した。このような評価と実績が実ビジネスとして花開いている。

 2014年、市場環境は決して悪くはないと捉えている。上流工程を担う人材を増員して、お客様の信頼を高める活動に取り組んできた。このことが成果に結びつくことを期待している。

 海外では、中国ビジネスが順調に推移していることをはじめとして、シンガポールに設立した事業所が国内外のハブ拠点としての機能を果たしている。現在は、シンガポールでのビジネスが中心だが、将来はASEANを視野に入れてビジネス領域を広げていく。

 今、IT業界で話題になっているデータサイエンティストに見合う人材を、当社はたくさん抱えている。時代の流れに即した人材を揃えて、新しい仕込みを進めているところだ。足元を固めながら、一歩先を見据えたビジネスを手がけていく。
  • 1

関連記事

三菱総研DCSとレッドハット、JBossを基盤としたソリューション提供で提携

注目のデータ分析事業 ~「人」からその本質に迫る

いざ、ASEANへの挑戦 日系ITベンダー、複数の国で基盤固め

外部リンク

三菱総研DCS=http://www.dcs.co.jp/