年頭所感
【2013年 年頭所感】 NECソフト
2013/01/24 20:40
週刊BCN 2013年01月21日vol.1465掲載
尖った人材を世界に
キーワードで挙げた「尖った人材を世界に」とは、まずはこうした顧客のニーズをつかみ、グローバル競争に勝てる尖った人材を世界に送り出していくことを意味する。とはいっても、日本人が海外に出ていってソフトを開発することはコスト的に難しい。技術やノウハウをもったキーパーソンを現地に送り、地元のすぐれた人材を集めたり、ビジネスパートナーを開拓したりなどして生産基盤を構築していくことが道筋となる。
中国・済南には、ビジネスパートナーを含めて1000人規模のオフショア開発拠点を築いてきた。2012年10月には中国地場の市場をターゲットとして青島に開発センターを新設。NECの中国法人をバックアップするかたちで、青島では地場ビジネスを中心にこの先3年で200人体制へと拡充していきたい。NECグループと連携を深めつつ、次のフェーズとしてASEANをはじめとする太平洋地域への体制整備も視野に入れる。
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