年頭所感
【2013年 年頭所感】 ネットマークス
2013/01/17 20:40
週刊BCN 2013年01月14日vol.1464掲載
グローバルとコラボレーション
2012年度の下期は、反日デモの発生をきっかけとして、日系ユーザー企業が海外のIT投資を中国から東南アジア諸国にシフトする動きが顕著になった。当社は数年前から東南アジアで事業を展開しているが、このところ、日系企業のビジネス活動が活発になっていると感じている。インドネシアの現地法人は、日系企業のお客様の訪問が増えており、現地でのICT活用について、数多くの相談を受けている。
東南アジアでとくに需要が高いのは、BCP(事業継続計画)サービスだ。例えば、当社はタイで現地のデータセンターを活用し、日系企業向けにクラウド型のBCPサービスを提供しており、ニーズに確実な手応えを感じている。
当社は、現時点で海外ビジネスの売上高比率がおよそ10%を占めている。今後、日本企業が活発に東南アジアに進出し、投資している勢いを取り込んで、20%以上に引き上げたい。国内は市場が大きく伸びないので、事業を拡大するためのカギを握るのは海外になる。その意味を込め、2013年は「グローバル」と、日本と海外の「コラボレーション」をキーワードに掲げる。
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