年頭所感
【2013年 年頭所感】 ミロク情報サービス
2013/01/10 20:40
週刊BCN 2013年01月07日vol.1463掲載
コンシューマライゼーション
今後は、人材力をさらに強化するつもりだ。35年の歴史のなかで、計算センターからスタートして、オフコン(オフィスコンピュータ)、そしてハードウェアを捨ててソフトウェアの販売へと、何度もビジネスモデルを変革してきている。そうすることで生き残ってきた。その経験からいって、クラウドが今後主流になっていく可能性は十分にあると考えている。いかに付加価値を提供できるかが、これからの課題になる。
また、“面”をとっていく、すなわちユーザーのすそ野を広げることが求められている。財務会計のクラウドサービスを普及させるには、下は家計簿から上はERPの領域までカバーして、とにかく数で勝負することが必須の時代に突入している。継続して成長していくには、新しいビジネスを立ち上げる必要がある。クラウド上のソーシャルサービスとカネを有機的に連携するサービスを開発中だ。キーワードはコンシューマライゼーション。つまり、一般消費者とその一部である企業の従業員が、普段利用しているコンシューマサービスをビジネス向けに提供する方針だ。
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