年頭所感
【2013年 年頭所感】 アイエックス・ナレッジ
2013/01/10 20:40
週刊BCN 2013年01月07日vol.1463掲載
実践躬行
モバイル活用もその一例だが、当社は、時代の変化に対応するために、2012年、組織や社内ITインフラにテコ入れを行ってきた。情報システムを入れ替えて、VMwareを導入し、開発用サーバーの数を180台から約80台に減らした。仮想化技術を活用することによって、開発のスピード感を出し、短期間で案件に対応することができる環境をつくったわけだ。組織に関していえば、新たに「基盤ソリューション部」を立ち上げた。この部は、例えば、日立製作所の運用管理ソフトウェア「JP1」をVMwareと組み合わせ、統合ソリューションとして提供している。
2012年は中国リスクに対する意識が高まったこともあって、今後、ソフトウェア開発の委託先の分散が始まるとみている。現在、開発の発注先がオフショアの中国に集中しているが、これからは、国内の各地方を活用する「ニアショア開発」が進むだろう。国外と国内での開発が混在してくるので、開発の標準をすぐに定めたい。
2013年は、会社として積極的に動く。「実践躬行」をモットーに掲げて、決断のスピードを上げながら、案件獲得に向けて行動していきたい。
- 1
関連記事
<アイエックス・ナレッジ グループ>しっかりとしたモノ作り集団を目指し、個を活かす教育を実現