年頭所感
【2013年 年頭所感】 富士通ビー・エス・シー
2013/01/10 20:40
週刊BCN 2013年01月07日vol.1463掲載
変わらざるために変わる
2012年度(13年3月期)上期の業績は、売り上げがほぼ横ばいの微増だったものの、利益が下がるという結果に終わった。これは、売上比率が高い通信キャリア向けシステムや民需向けシステムが厳しかったことが原因だ。このような状況を打破していかなければならない。
一つの策として、2012年4月にスマートデバイス関連の専門組織を設置した。スマートデバイス関連の案件を獲得することに徹する組織を横串にした。これによって、関連ビジネスの売上高が上期に前年同期と比べて56.9%増を記録した。市場の成長を踏まえると、今後も伸びることが期待できる。また、データセンターを中心としたアウトソーシングサービスも堅調に伸びている。
グローバル展開の拡大も重要で、連結子会社であるBCLの売上規模を2016年までに現状の4~5倍まで引き上げていく。
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