Oracle 最新製品の販売を支える主力ベンダー
<Oracle 最新製品の販売を支える主力ベンダー>東芝ソリューション SPARC/Solaris 業界No.1の実績
2012/11/29 20:29
週刊BCN 2012年11月26日vol.1458掲載
高信頼システム向けに積極提案
プラットフォーム
ソリューション事業部
コンピュータ開発部
基本ソフトウェア担当
グループ長
高い技術力と保守サポートを誇る同社は、SPARC/Solarisに統合クラスタソフト「ClusterPerfect」や高信頼ストレージ「ArrayFort」を組み合わせ、システムとしての信頼性・可用性を高めてきた。現在は、サーバー統合やクラウドといったコンピューティング環境に向けてSPARC/Solarisの提案を積極化している。データセンターや自社インフラのクラウド基盤にかかる負荷は、高く複雑になるが、SPARC/Solarisならば安定した動作が望める。
さらに、クラウド基盤は、CPUやメモリが大規模化するが、SPARC/Solarisならばスケーラビリティにすぐれ、効率的に利用できる。澤崎グループ長は、「仮想化機能であるOracle VM for SPARCとSolaris Zoneの両方を選択できるほか、Zoneならば他のOSにない軽量な仮想環境を構築できる」と強調する。
同社は、SPARC/Solaris環境で構築されたアプリケーション資産を継承したい、という声に応えるための体制づくりも積極的に行っている。「プラットフォーム・マイグレーションセンター」と呼ぶ部門横断の専門体制を設置。ハードウェア、OS、データベース、仮想化、高可用設計などの専門知識を持つエキスパートエンジニアがプロジェクトに応じて集結する。マイグレーション効果の事前検証、移行先候補の比較やサイジング情報の提供、検証や運用教育の支援など、顧客のシステム移行をワンストップで担っている。
「高信頼・高可用システムでのSPARC/Solarisの扱いは、No.1の自負がある」(澤崎グループ長)と、SPARC/Solaris環境の提案をさらに加速する。
- 1
関連記事
<Oracle 最新製品の販売を支える主力ベンダー>プロローグ 変容するシステム、革新的な製品 問われる販売パートナーの力量
日本オラクル、2013年度の戦略説明会を開催、「サービスの製品化」を目指す
米オラクル ムーアならぬ「ラリーの法則」を披露、クラウドに初めて対応した「Solaris」最新版を発表
日本オラクル、「Oracle Award 2011」の受賞パートナーを発表
米オラクル 過去最大 Oracle OpenWorldを開催 クラウドなどで新パートナー制度