年頭所感
【2012年度 IT産業の道しるべ】 たちかわIT交流会
2012/03/22 20:40
週刊BCN 2012年03月19日vol.1424掲載
クラウドで街を元気に
飯田哲郎 会長 |
2011年度は、パソコン操作やシステム構築、クラウドコンピューティングの利用など、ITに関する「困りごと」に応える活動を行った。最近の例としては、NTTドコモの担当者を招き、スマートフォンやタブレット端末をビジネスで利用するためのビギナーセミナーや交流会のメンバーによるFacebook利活用セミナーなど、新しいトレンドに関する講座などがある。
ITベンダー間では、技術者などの人材育成に関わる講座や中国、ベトナム、ラオスなどとの海外交流などを盛んに行っているほか、大規模システムの共同受注体制づくりを目指している。
12年度は、地域の製品を使ったクラウドの構築などに取り組む。会員の間には、受託ソフトウェア開発の既存ビジネスに限界を感じ、新しいトレンドを取り込む必要があるという意識が高まっているからだ。交流会としても、中小企業が簡単に導入できるクラウド型「元気パック(仮称)」を用意し、ITコーディネータなどと連携して市内の多くの企業に提供し、事業の活性化を支援する。
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