年頭所感
【2012年 年頭所感】 日本事務器
2012/01/05 20:40
週刊BCN 2012年01月02日vol.1413掲載
正攻法
田中啓一 社長 |
その武器として、2012年早々に新サービスを発表する。ユーザー企業・団体のオンプレミス型システムのバックアップを、当社のデータセンターで預かり、万一何かのトラブルが発生した場合、そのバックアップ環境を提供するサービスを展開する。サービス内容の詳細を詰めている段階で、年明けに発表し、来年度(13年3月期)期首には発売するつもりだ。
当社のユーザー企業・団体の80~90%は、オンプレミス型システムを運用している。こうした顧客を大切にしながら、将来を考えてクラウド事業を育てていきたい。
中期的な視点でいえば、3か年の中期経営計画を毎年見直しており、今はその修正計画を策定しているところだが、「サービス化へのシフト」「ラストワンマイルの責任」「グローバル対応」という2011年度期首に立てたキーワードを変えるつもりはない。
クラウドを伸ばし、ユーザーとの接点をもつ強みを大事にしながら、海外にも挑戦する。それは2012年度も変わらない。
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