年頭所感
【2011年 年頭所感】 日興通信
2011/01/20 20:39
週刊BCN 2011年01月17日vol.1366掲載
自ら変化を生み出す
鈴木範夫 社長 |
ユーザー企業のIT投資意欲は、それほど冷え込んでいるとは思わない。大企業はIT投資を再開している。ただ、中堅・中小企業は財布の紐が固いのは確か。1件当たりの受注単価は下がっているのが実情だ。2010年度のハードウェアの販売台数は2009年度比で伸びているが、金額ベースでは厳しい状況が続いている。
2010年度に盛り上がりをみせ始めたのが、iPhoneやAndroid系のスマートフォン、iPadなどのスレートだ。iPadを活用したペーパーレス会議などを提案している。インターネット放送システム「DV Mixer 2」は、iPhone/iPadの生放送に対応している。強みとしている映像・メディア関連システムでは、デジタルサイネージの引き合いが多い。患者の呼び出しで活用している病院のほか、学校やホテル、店舗、金融機関など、幅広い。
2011年度は、映像・メディア関連システムなどを中心にシステム提案を推し進めていく。自ら変化を生み出す年としたい。どうしたらユーザーに満足してもらえるのか、常にユーザー目線で考えていきたい。
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