年頭所感
【2011年 年頭所感】 シーイーシー(CEC)
2011/01/20 20:39
週刊BCN 2011年01月17日vol.1366掲載
再成長元年
新野和幸 社長 |
製造業向けでは、ものづくりを支えるシステムやサービス群を体系づけた「VR+R(ヴイ・アール・アール)」、医療向けではこれまでの文書管理システムと組み合わせるかたちで、大阪の有力ソフト開発会社グッディとオープンソース方式の電子カルテ分野などで2010年12月から協業を本格化。クラウド/SaaSサービスの基盤として、10年9月には東京都内に全国六つ目のデータセンター(DC)を開設した。
ものづくりや、これに伴う物流がグローバル化している現状を踏まえ、韓国の有力販社との間で、当社3D物流シミュレーションソフト「RaLC(ラルク)」の販売代理の契約を10年6月に結んだ。また、同じ時期に、中国の杭州東忠科技と合弁事業の立ち上げで合意。2011年から組み込みソフトや業務システムの品質をチェックする第三者検証サービスなどを中国で始める予定だ。今期(11年1月期)業績は上方修正することができる見込みで、来期は連結営業利益の目標を1年前倒しで達成できるよう、より一層ドライブをかけていく。
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