年頭所感
【2011年 年頭所感】 NTTデータ
2011/01/13 20:37
週刊BCN 2011年01月10日vol.1365掲載
世界で跳躍
山下徹 社長 |
リーマン・ショック時は、「茹でガエル」のたとえ話のように、あまりの衝撃で、これまで馴染みきっていた井戸の中=国内市場から大きく外へ飛び出した。経済危機以前の2008年3月期にはわずか183億円だったの当社の海外売上高は、11年3月期には1000億円、12年3月期には1500億円に増やすめどをつけた。13年3月期には3000億円を目指す。M&Aなどを通じて、欧州や北米、中国・ASEANの主要三エリアで事業拠点を展開。ERP(統合基幹業務システム)のSAPを軸とした専門部門の強化や、インドにおける強力なソフト開発体制も整備してきた。
茹で上がったカエルになりたくないのは、誰しも同じ。顧客であるユーザー企業は果敢に海外市場へチャレンジしており、グローバルでサポートできるSIerが求められている。当社は、この地球上、顧客がどこでビジネスを起こそうとも、迅速なIT支援を可能にするグローバルデリバリー体制のよりいっそうの強化を推進する。
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