年頭所感
【2011年 年頭所感】 インフォベック
2011/01/06 20:37
週刊BCN 2011年01月03日vol.1364掲載
IT終焉に備える
山口俊昌 社長 |
2011年は、IFRS対応を検討している企業からの需要を見込んで20%の伸びが期待できる。2010年にはディーバと協業し、完全ウェブERP「GRANDIT」と、ディーバの連結会計システム「DivaSystem」との連携を強化した「GRANDIT高速決算 ALL in ONE」の提供を開始した。ユーザーからはかなりの反響をいただいている。
親会社のインフォコムのほか、日本ユニシスと提供開始したクラウド型サービス「GRANDIT for Cloud」の引き合いも非常に多い。当初は年商50億円以下の中小企業を想定していたが、フタを開けてみると年商500億円前後の企業が関心をもっているようだ。
「GRANDIT」は国産ERP最後発で、提供を始めて5年で2000サイトの導入実績がある。次の5年では、倍以上の4000サイトにしたい。
クラウドサービスが一般業務に組み込まれるようになっていけば、運用、管理などをユーザーが意識することはなくなる。そうすると、徐々にITという言葉がなくなっていくのではないかと考えている。十分にサービスを揃えてIT終焉に備えたい。
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