解剖!メーカー流通網
<解剖!メーカー流通網>73.日本オープンウェーブシステムズ 体制整備で新コンセプトを広める 帯域幅やサービスを統合的に管理
2010/07/22 16:18
週刊BCN 2010年07月19日vol.1342掲載
同社は、IPプラットフォーム上でコンテンツの最適化やネットワークセキュリティ、ネットワークのトラフィックやユーザーの行動パターンなどの監視、IPをベースとしたメールプラットフォームなどが可能な製品やサービスを提供している。通信事業者などブロードバンド事業者などSP(サービスプロバイダ)を顧客対象に据え、ワールドワイドで70以上のモバイル通信事業者、25以上のISP(インターネットサービスプロバイダ)に導入実績をもつ。日本市場では、NTTぷららやKDDI、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクテレコムなど大手SPのほか、関西マルチメディアサービスなど地域密着型の事業者、ケーブルテレビ会社のテクノロジーネットワークなどをユーザー企業として獲得した。
販路については、SP分野に強いITメーカーやSIerなど5社程度とパートナーシップを組んでいる。NECなど通信事業者とパイプがあるベンダーが例として挙げられる。直販のケースもあるが、ほとんどは販社のビジネスにつなげるために営業している。売上比率は、直販が2割、間接販売が8割という構成だ。
森岡代表取締役は、「新しいコンセプトを掲げたのは、ネットワークを通じて、さまざまな手段で情報を収集する環境が整いつつあるため」としている。既存販社とのパートナーシップを強めるため、販社支援のプリセールスを増員。ネットワークありきの時代に、統合管理という観点で市場でのポジションを確立する。(佐相彰彦)
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