年頭所感
【2010年 年頭所感】 東芝ソリューション
2010/01/14 20:37
週刊BCN 2010年01月11日vol.1316掲載
ポテンシャルの追求
東芝ソリューション 梶川茂司 社長 |
世界をみれば、ITを駆使して効率のよい送電網を整備するスマートグリッドや、エコカーに使う充電式電池やモーターの制御、CTスキャンなど高度な医療用機器など、東芝グループが競争力を発揮できる成長分野は数多くある。これらの商材は先進国市場のみならず、中国など新興国での需要が急拡大しており、グループの総力を挙げて受注拡大を目指す。当社は、社会基盤系システムや業務アプリケーション、組み込みソフトなどのITシステムの側面でビジネスをけん引し、グループの成長を成し遂げることで、当社自身も成長する。
組み込みソフト系のビジネスは、とくに変化が大きく、携帯電話などの需要は大幅に減少している。すでに組み込み系の技術者を100人単位でスキルの転換を進めているところだ。2010年、電力やエコカー、医療など伸びる分野へシフトを加速させることで、ビジネスを伸ばしていきたい。
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