年頭所感

【2008年 年頭所感】 リコーテクノシステムズ

2008/01/14 16:04

週刊BCN 2008年01月14日vol.1218掲載

CS&CS&CSR

川村收 社長


 2007年に掲げたキーワード「CS&CS&CSR」を08年も踏襲する。顧客満足度の「CS」と顧客の成功を支援する=Customer Successfulを表す「CS」。そして社会的責任の「CSR」。この3つを07年同様に追い求めていく。

 今年度(08年3月期)の売上高は昨年度に比べ約50億円増収の1450億円を達成できる見通し。プリンタや複写機などの保守サービス「RP事業」と、システム構築や運用代行などの「ITサービス事業」がともに堅調に推移した。「ワークスタイル変革」を促し、事務機でも情報システムでも隔たりなくトータルサポートできるリコーテクノの強みが発揮できている。08年度は、ITサービス事業の売上高1000億円突破をリコーグループ全体で達成する計画。当社はその中核的役割を果たすだけに、07年以上の成長を遂げたい。

 CSを高め、顧客のビジネスを成功させるためには、社員のスキル向上が必須。07年はITコーディネータ取得者が約140人に達したなど成果が出てきたが、まだまだこれから。とくに事務機だけでなくITサービスに精通したCEの育成には07年以上に力を注いでいく。

 一方で、CSRも重要なミッションだ。情報漏えい対策や内部統制の仕組み構築などをしっかりと整備し、コンプライアンス(法令遵守)体制を徹底させる。社会貢献活動も大切だ。昨年は学生に当社の職場を体験してもらうイベントなどを開催した。08年も社会に恩返しするような活動も重視していく。


(1)生年月日: 1947年11月 (2)年齢: 60歳 (3)出身地:岩手県 (4)出身領域:営業系
  • 1