年頭所感
【2005年 年頭所感】 NECネクサソリューションズ
2005/01/03 20:37
週刊BCN 2005年01月03日vol.1070掲載
「飛躍」
松本秀雄社長

前年度比の伸び率では、アウトソーシングが2割以上と最も高くなるだろう。単価下落が激しいハードウェア販売の大幅伸長は困難だが、一方で、システムインテグレーションの伸び率を今後3年間でアウトソーシングと同じように高めていく必要がある。このために、今年はシステムインテグレーション事業の販売体制の強化を進める。
システムインテグレーション事業の中身を見ると、情報システムをゼロから設計・構築する顧客が金額で約25%を占める。その他約75%はパッケージソフトをベースにして構築している。住宅で例えるならば、前者が注文住宅で、後者が建て売りのようなもの。納期が短く、価格も安い建て売り住宅を求める顧客は多く、こうした顧客に向けて、より高効率で営業・販売する体制を強化する。当社にとってみても、ソフト開発で失敗するリスクが少なくて済み、安定した収益を確保しやすい。
今年は、まず首都圏を中心に、パッケージベースの販売体制を強化し、「事業拡大=飛躍」に向けて力強く前進する。
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