年頭所感
【2004年 我が社のキーワード】 日本ビジネスコンピューター(JBCC)
2004/01/05 16:04
週刊BCN 2004年01月05日vol.1021掲載
「挑」
石黒和義社長
当社は、今年4月に創立40周年を迎える。そのキーワードは「挑(いどむ)」。今は、当社の中期的な目標である「1150」に挑むという意味を込めた。「1150」とは、連結売上高1000億円、1株利益100円、経常利益50億円を目指すという数値目標だ。
今年度(2004年3月期)の連結売上高は前年度比4・2%増の848億円、経常利益は同32・5%増の25億円を見込んでいる。これを06年度(07年3月期)までに、「1150」を達成できるように”挑む“方針だ。東証一部上場企業として、社会に認知され、また業界のトップグループのなかでリーダーシップを発揮するためには、年商1000億円というボリュームが必要だと判断している。
ここ数年、自社開発の業務パッケージソフトや、遠隔保守やネットワーク監視など、高度な情報サービスの拡充に力を入れてきた。自社ソフトの売上高は、まだ10億円弱と小さいものの、今年度上期の実績で前年同期比70%増と高い伸び率を示し、ここ数年は倍々に拡大していく予想を立てている。
ただし、今のビジネスの延長線上には「1150」は実現できないという、厳しい見方もしている。そこで、40周年を迎える来年度からの3年間で、付加価値サービスの強化や販売チャネルの買収など、抜本的な改革を行っていく必要があると考えている、何ごとにも積極的に挑んでいく経営を貫く。
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