「進化」
我妻一紀社長

　昨年は、「現場力」をスローガンに立てて取り組んだ。現場の声に耳を傾けることこそが、事業を展開するうえで一番重要だと判断したからだ。

　今年のキーワードは「進化」。昨年磨いた現場力をベースに、サービス、また社員を進化させていきたい。

　サービスを提供するのは人。人材の提案力無くしてサービスは成り立たない。現場で吸収したユーザーの声に、柔軟に対応できる技術や知識、ノウハウを各々で自ら進化させていって欲しい。会社として、そのための努力、投資は惜しまないで取り組んでいく。「これなら負けない」と堂々と語れる得意技を1人ひとりがもって、ユーザーに提案できる人材を育成していきたい。

　今年も決して楽観視できる市況ではないが、昨今のIT事情は、進み具合が二極化されている。大規模な企業は先進的に取り組んでいるが、中堅・中小企業はITの導入が遅れており、ビジネスチャンスはまだまだある。ユーザーの要望を万能にこなせる「お助けマン」の育成こそが今年のカギとなる。