ディアイティ（三橋薫社長）は9月29日、期間限定キャンペーン版として10月1日に「CryptoAuditorスモールスタート」を発売すると発表した。暗号通信のアクセス監視と監査証跡取得を実現するソリューションとして展開しているSSHコミュニケーションズ・セキュリティの「CryptoAuditor」を、より多くの組織で利用してもらうのが狙い。

　このキャンペーンは、アクセス制御や説明責任を果たす必要性を実感しつつも、費用面で導入を見送っている顧客に対して展開する。信頼のおける監査証跡を取得しコンプライアンスを達成できるCryptoAuditor（5ユーザー同時アクセス）を低価格で提供するもの。キャンペーン期間は10月1日から17年3月10日注文分まで（納品は3月末日まで）で、税別価格は189万円（初年度保守費用込）。

　ネットワーク型の監査証跡取得システムであるCryptoAuditorは、エージェントを必要としないため、クライアントが利用するソフトウェア変更、または利用者への教育も不要で、短期間で運用を開始することができる点に特徴がある。