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アイティフォー、「阿蘇水掛の棚田」でのサステナビリティ推進活動を開始
2025/04/24 15:31
今回の寄付を通じ、熊本県阿蘇市の「阿蘇水掛の棚田」で、地下水涵養を目的とした棚田の一区画(310平米)を借用し、社員の稲作体験を通じたサステナビリティ推進活動を開始する。この取り組みにより、水資源保全だけでなく、社員のモチベーション向上やチームビルディングを促進するほか、自然との触れ合いを通じて心身の健康を促進するなどウェルビーイング向上への貢献も目指す。
熊本市は、水道水源のほぼ100%を地下水に依存する「地下水都市」。しかし近年、都市化の進展や水田面積の減少などにより、地下水位の低下が懸念されている。とくに、水田は地下水涵養に重要な役割を果たしており、その減少は地下水資源の枯渇を加速させる可能性がある。
そこで今回、アイティフォーは、愛護基金が管理・運営する「阿蘇水掛の棚田」で、社員による田植えや稲刈りなどの稲作体験を実施し、地下水涵養を促進する。水資源保全に貢献することで、豊かな自然環境を維持するとともに、「地方創生」にも寄与していく。
加えて、この活動は社員のモチベーション向上やチームビルディングを促進する効果も期待できる。収穫した米を社員へ配布することで、昨今のコメ価格高騰への支援となるだけでなく、自らの手で育てた作物を味わう喜びを通して社員の食と農業への理解を深め、健康的な食生活への意識向上にもつながる。社員の心身の健全を目指すウェルビーイング推進の一環として本活動を活用することで、同社のサステナビリティ推進における重要課題の一つ「人財の深化」も後押ししていく。
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