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アクティファイ、「Express5800」向けシステム/データ保護ソリューション

2025/04/24 15:13

 アクティファイは、NECのフル冗長で無停止保守可能な「Express5800/高可用性サーバー」に対応したシステム/データ保護ソリューション「ActiveImage Protector 2022 R32Ax/R31Ax」の販売を4月24日に開始する。

ActiveImage Protector 2022 R32Ax/R31Ax

 新製品は、アクティファイのActiveImage Protectorをベースに、NEC Express5800/高可用性サーバーのミッドレンジモデルR32Aa/R31Aa向けにリリースしたシステム/データ保護ソリューション。

 日々増加し続ける大容量データを常に正常に処理し続けることは、ハードウェア側に大きな負荷がかかり、障害発生やシステムダウンの原因となっている。Express5800/高可用性サーバーでは、CPUやメモリーなど主要なハードウェアコンポーネントの二重化を行い、システムダウンを回避する高度な障害予測技術など、さまざまなテクノロジーを実装している。

 また、ActiveImage Protectorを併用することで、システムを含むフルバックアップと高速復元が可能となり、ハードウェアの冗長化だけでは防げない「人的ミス」や「ソフトウェア障害」によるデータ消失からも、迅速にシステムを復旧することができる。

 新製品の主な特徴は、物理/仮想マシンのOS、設定、データ、アプリケーションといったコンピューターの内容を丸ごと、一つのイメージファイルとしてバックアップすることができる。ウイルス感染などの障害発生時には、保存したイメージファイルから高速・確実に復元することができる。

 ファイル、フォルダー単位のバックアップ/リストアを行える。増分バックアップにも対応している。また、バックアップが終わると自動的に保存先を遮断し、ランサムウェアなどのウイルス攻撃があった場合でも保存先を安全に隔離できる。

 作成したバックアップファイルをほかの保存先に、スケジュールでレプリケーション(複製)できる。ローカルディスク、ネットワーク共有フォルダー、FTP、FTPS、SFTP、WebDAV、Amazon S3、Azure Storage、Wasabi、OneDrive、Google Drive、Dropboxといった幅広い保存先を利用することができる。

 保存先/復元元として、S3互換のオブジェクトストレージとAzure Storageのクラウドストレージを直接使用できる。バックアップ時には、データブロックの重複を排除し圧縮することで、保存先の消費容量を約半分ほどに節約が可能。また、ディザスタリカバリー、コールドバックアップや各種の便利な操作を行うための起動環境の作成ツール「Actiphy BE Builder」も提供している。
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外部リンク

アクティファイ=https://www.actiphy.com

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