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日本データ・エンジニアリング協会、データ入力のモデル料金表を公表 精度や工程数、人材スキルを初めて反映

2025/04/10 09:00

週刊BCN 2025年04月07日vol.2054掲載

 データ入力業務を手掛ける会社で構成する日本データ・エンジニアリング協会(JDEA)は、データの検証可能性、精度、信頼性など顧客の要求度合いに応じて適性な料金を算定するモデル料金表「データ・エンジニアリング料金積算のための資料」を3月28日に公表した。従来は入力する文字単価をベースに積算していたが、今回はデータの要求精度や作業工程の多寡、必要となる人材スキルを料金に反映する仕組みに改めた。JDEAは1971年から料金資料を毎年発刊しているが、文字単価以外の要素を全面的に料金に反映するのは今回が初めて。

 要求度合いでは(1)元データと内容が一致しているかの確認、検証が可能なデータ(2)誤入力率10万分の3以下を実現した高精度データ(3)第三者が認証した高信頼データーの3段階を定義。作業工程で見ると(1)が最も工程が少なく(2)、(3)へ進んでいくほど工程が増える。人材スキルでは単純な入力作業を担う人材から、高精度や高信頼の部分を担当する高度人材まで人月費用80~300万円の幅でランク分けし、それぞれのランクに求められるスキルセットの概要を開示した。

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