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Keeper Security、世界の有料ユーザー数が400万人を突破

2025/04/09 16:08

 Keeper Security APAC(Keeper)は4月8日、世界中で有料ユーザー数が400万人を突破したと発表した。

 このマイルストーンは、過去5年間の堅調な企業収益成長を反映したもので、すべてのGTMセグメントにおいて年間経常収益(ARR)で77%の年間平均成長率(CAGR)を達成している。同社の持続的な拡大は、組織や個人が増大するサイバー攻撃の脅威に直面するなか、PAM、パスワードセキュリティー、アイデンティティ保護ソリューションに対する需要が高まっていることが反映されている。

 300万人以上の企業ユーザーと100万人の有料一般ユーザーを抱えるKeeperのプラットフォームは、あらゆる規模の組織で利用できるパスワード管理、シークレット管理、特権アクセス管理で広く認知されている。同社がセキュリティーのイノベーションに継続的に投資してきたことが、規制の厳しい業界、グローバル企業、公共機関での導入を促進してきた。

 Keeperプラットフォームに実施された最近の機能強化には、「次世代KeeperPAM」「リスク管理ダッシュボード」「リモートブラウザ分離」「パスキー対応」「時間制限付きアクセスと自動消滅レコード」が含まれる。

 Keeperは2024年、「EMAレーダーレポートの特権アクセス管理(PAM)部門」でバリューリーダーに選出され、「GigaOmレーダーレポートのパスワード管理部門」ではリーダーとして認定された。また、U.S.News&World Reportでは「ベストビジネスパスワードマネージャー」、PCWorldでは「最もセキュリティに配慮したソリューション」、Tom's Guideでは「セキュリティ面で最も優れたパスワードマネージャー」として評価されている。

 24年にはAWSパートナーネットワークへの参加やFedRAMP Rev 5の取得を通じて、一般企業と政府機関での地位を強化した。Okta Reportでは、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域で「最も急成長中のビジネスアプリ」として第1位にランクインし、世界ランキングでもトップ10入りを果たすなど、Keeperの国際的な成長と市場での高い評価を示している。
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外部リンク

Keeper Security=https://www.keepersecurity.com/ja_JP/

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