鈴与シンワートは4月8日、ハウスクリーニング・リフォームのサービス業や外装工事・設備工事などの大型工事受注を手掛けるライフスマイルジャパンが、「奉行クラウド HR DX Suite」を導入した事例を発表した。

　ライフスマイルジャパンでは、業務の標準化やペーパーレス化、将来的な事業拡大を目指して、2021年に「勘定奉行クラウド」、22年に「給与奉行クラウド」、24年に奉行クラウド HR DX Suiteを導入し、段階的に業務効率化を推進している。運用開始から4カ月経ち、一段落したところで、ライフスマイルジャパンの担当者に同サービスについての話を聞いた。

　今回、奉行クラウド HR DX Suiteを採用した背景については、「当社は人事労務に関する手続書類が多く、従業員・担当者・管理職共、紙媒体の業務処理に時間がかかっていた。人事労務の定型書類が整っておらず業務フローも定まっていないことから、パッケージソフトを利用して業務の標準化とデジタル化を図ることを検討。その結果、業務の標準化とペーパーレス化が実現できる奉行クラウド HR DX Suiteを導入した」という。

　選定の理由については、「人的資産の活用を図るため、タレントマネジメントに対応できる製品を検討し、もともと利用していた給与計算業務（給与奉行クラウド）のデータを取り込むことと、従来社労士に依頼していた社会保険手続業務を内製化することを前提にして費用対効果を勘案した結果、奉行クラウド HR DX Suiteの採用を決定した。『勘定奉行クラウド』とも親和性があり、ワークフローが煩雑にならないことも採用のポイントだった」としている。