ラネクシーは、アセンテックが提供する仮想デスクトップ環境構築ソリューション「リモートPCアレイ」に対応し、導入から運用までの課題を解決するソリューション「for リモートPCアレイ」シリーズ3製品の販売を3月19日に開始した。


　仮想デスクトップは、セキュリティー面やテレワークでの利用に長けたソリューションだが、その構築・運用には、高度なスキルをもつエンジニアと長期にわたる構築期間が必要という「導入課題」や「運用課題」を抱えていた。アセンテックが企画・開発したリモートPCアレイは、これらの課題に対して、安全性を担保したままPC集約率、導入コスト低減、導入期間短縮、保守運用性の向上を追求した製品となる。

　リモートPCアレイでは、1Uのきょう体に複数の物理PCカートリッジと仮想デスクトップに必要なコンポーネントを搭載。1ユーザーが1リソース（PCカートリッジ）を占有することで、シンプルさを実現し、仮想デスクトップ導入の課題を解決するリモートアクセスソリューションとなっている。

　今回、ラネクシーでは、リモートPCアレイと連携するソリューションとして「バックアップ for リモートPCアレイ」（イメージバックアップツール）、「キッティング for リモートPCアレイ」（キッティングツール）、「MylogStar Cloud for リモートPCアレイ」（ログ管理ツール）の3製品を提供する。これにより、導入から運用に至るまでユーザーや現場担当者の負担を最小限に抑えつつ、さらに安心・安全な仮想デスクトップ環境を利用することが可能となる。