鈴与シンワートは3月5日、スペシャリティ・ケミカルの研究開発型企業として世界中でTAKEMOTOブランドの化学製品を展開する竹本油脂が、統合HCM（Human Capital Management）パッケージ「POSITIVE」を採用したと発表した。

　竹本油脂ではDX活動の取り組みにおいて、人事情報管理・給与業務処理・従業員ウェブサービスを統合した業務改善に際して、（1）人事・人財情報の一元管理、（2）給与計算業務の効率性向上、（3）従業員の申請業務の対応、ペーパーレス化――の三つのポイントでPOSITIVEを高く評価した。

　具体的には、従業員の人事人財情報をPOSITIVEで一元管理することにより、人事情報を可視化するほか、煩雑で複雑な給与計算をPOSITIVEの演算機能を活用して効率化し、給与業務担当者の業務負荷を軽減する。さらに、従業員の申請をPOSITIVEでシステム化し、ペーパーレス化、人的ミスの削減、適正な申請業務を実現する。

　POSITIVEは、高度なグループ管理を実現する統合HCMソリューション。基幹人事システム（人事・給与・就業管理、ワークフロー）だけでなく、タレントマネジメントやモバイルなど広範な機能を網羅している。大規模運用が可能な性能と高度な複数会社管理を実現するマルチカンパニー機能が評価され、人事シェアードサービスの基盤システムとしても多く採用されている。ヒトに関する情報の統合管理を実現し、グローバル企業や企業グループの戦略的人財マネジメントを支援する。