ダイワボウ情報システム（DIS）は3月3日、KDDIと連携し、製品やサービスと通信を一体化する「ConnectIN（コネクティン）」対応モデルの取り扱いを開始すると発表した。


　ConnectINは、これまでの月額通信料金のビジネスモデルとは異なり、メーカーの製品に一定期間の通信料を組み込んで販売することができる。製品を購入する顧客に対して、通信料金を請求しないビジネスモデルとなる。これにより顧客は、製品を購入するだけで、月々の通信料を支払わずに通信を利用できる。通信が一体化された製品を企業が購入する場合は、月々の通信料支払いが不要となるため、管理業務を効率化できるほか、年度の通信予算の確保が不要となる。

　今回、パナソニックコネクトとの協業で、軽量、長時間、頑丈、高性能のLet's noteに4年間データ通信無制限を付けたDISオリジナルモデルを展開する。DISが構築している全国96拠点、IT製品ディストリビューター販売網を生かし、MVNO事業としてConnectIN、およびConnectINに対応した機器と合わせた通信一体型の新たな付加価値を提案し、全国のユーザーの抱えるIT導入に関する課題解決を全国約1万9000社のパートナーとともに図っていく。