Skyは、シンクライアントシステムの最新バージョン「SKYDIV Desktop Client Ver.7」を開発、販売を開始した。


　SKYDIV Desktop Clientは、仮想環境（シンクライアント）でのPCの運用管理を支援する各種機能を搭載し、リモートワークやネットワーク分離環境などさまざまな業務環境で、安全・便利に業務が進められるようにサポートする。管理画面上でユーザーへの仮想端末の割り当てや、各端末の利用状況の確認が簡単に行えるよう使いやすさにこだわった設計、画面構成となっている。また、国産のシンクライアントシステムとして、製品開発、販売、サポートのすべてを国内で対応し、顧客が安心して運用できるよう取り組んでいる。

　今回の最新バージョンでは、出張先やリモートワーク中に手元のPCからオフィスのPCを手軽に・安全にリモート操作できる「Remote Access Services」の認証機能をさらに強化。従来のスマートフォンを利用した二要素認証に加えて、ハードウェアトークン（認証デバイス）を活用したログイン認証が行えるようになり、活用の幅をさらに広げた。

　具体的には、これまでのスマートフォンを使った認証にハードウェアトークンに表示されるワンタイムパスワードを入力してログインする仕組みを追加。これにより業務上、スマートフォンの持ち込みが禁止された環境でも、二要素認証によるセキュリティー強化が可能となる。