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セイ・テクノロジーズ、「SSD-assistance」を機能強化しAzureに対応

2025/02/18 17:31

 セイ・テクノロジーズは2月17日、サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」の機能強化を実施すると発表した。「Microsoft Azure」に対応し、エンジニアの工数削減と生産性向上をサポートする。

 これまで、SSD-assistanceはサーバーやPCの設定仕様書(パラメータシートや完成図書)を自動生成するサービスとして、SIerをはじめとするエンジニアの工数削減や生産性向上を支援してきた。今回の機能強化により、Azure環境にも対応し、従来の標準化されたドキュメント管理をさらに拡張したことで、クラウド環境の設定情報をより効率的に管理できるようになる。

 近年、クラウド移行やハイブリッド環境の普及が進むなか、Azure環境の設定情報を適切に管理することの重要性が高まっている。しかし、クラウド環境の設定情報は管理しづらく、SIerや運用担当者が手作業で記録を管理しているのが現状。特に、Azure環境の管理では、「設定情報の管理が属人的で、案件ごとにフォーマットが統一されていない」「手作業でのドキュメント作成に時間がかかり、転記ミスが発生しやすい」「設定の変更履歴を適切に管理できず、監査や障害対応に手間がかかる」といった課題が発生している。

 こうした状況は、設定管理の負担を増やし、運用の効率を低下させるだけでなく、プロジェクトの品質や納品物にも影響をおよぼす可能性がある。SSD-assistanceはこれらの課題を解決するため、Azure環境の設定情報を収集・ドキュメント化する機能を強化した。この機能追加によって、Azure環境の最新の設定情報をワンクリックで取得し、統一フォーマットのドキュメントとして整理することで、設定管理の効率化と標準化を支援する。

 具体的には、主要な構成情報を自動で取得し、設定仕様書として出力することで、手作業によるドキュメント作成による負担を大幅に削減。エンジニアがより高度な業務に集中できる環境作りをサポート。また、案件や担当者ごとに異なりがちな管理フォーマットのばらつきをなくし、設定仕様書の統一や納品ドキュメントの品質向上に貢献する。さらに、定期的に設定仕様書を保存することで、過去の設定情報との比較が容易になり、変更履歴の管理や監査対応がスムーズになる。
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外部リンク

セイ・テクノロジーズ=https://www.say-tech.co.jp/

「SSD-assistance」=https://www.say-tech.co.jp/product/ssda

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