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SBテクノロジー、「Prisma Access」の監視サービスを提供

2025/02/14 17:57

 SBテクノロジー(SBT)は、パロアルトネットワークスのクラウド型セキュリティープラットフォーム「Prisma Access」を活用した監視サービス「MSS for Secure Gateway(Prisma Access)」の販売を2月13日に開始した。

 新サービスは、SBTのセキュリティーアナリストが顧客環境のPrisma Accessを24時間365日体制で監視を行い、セキュリティーアラートの確認とそれに基づいた的確な状況把握を行う。顧客環境に影響のあるインシデントを検知した場合は、Prisma Accessによる通信遮断を実施し、ウェブを介したさまざまなセキュリティーの脅威から顧客を保護する。これにより、場所を選ばずどこにいても同じセキュリティーレベルで安全に接続でき、インシデントの早期発見や対策の支援が可能となる。

 コロナ禍を経て、企業では出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークが拡大。働き方の多様化やクラウドサービスの利用増加とともに、場所を問わず安全に接続できる環境が求められている。国内SWG(Secure Web Gateway)市場でも同様に環境の変化が顕著となり、ゼロトラストへの需要が高まり、今後も市場の拡大が見込まれている。

 SBTでは、2019年からSBTのアナリストが顧客環境のSWG製品を監視する「MSS for Secure Gateway」を提供してきた。今後、より顧客のニーズに応えていくために、国内SWG市場でも大きなシェアもつPrisma Accessを監視対象製品に追加した。

 主な特徴として、「プロアクティブコントロール」では、インシデント発生時、Prisma Accessによる一連の解析・遮断に加え、SBTが提供する他のMSS監視対象製品(例えばEDR製品など)を活用して、追加の調査・対策を行う。これにより、エンドポイントなどのログや情報を組み合わせて解析することで、より具体的な原因や被害範囲の調査が可能になる。

 「サンドボックス検知結果解析」(オプション)では、Prisma Accessのサンドボックスで検知した結果について、顧客の要望に応じてSBTのアナリストが追加調査を行う(影響範囲、リスク、推奨される対処内容など)。

 「オンデマンドリサーチ」では、顧客から連絡された不審情報(他のセキュリティー機器で検出したアラートや外部通報など)を起点として、SBTが保管しているPrisma Accessのログに対する調査を行い顧客へ結果を報告する。

 「ホワイトリスト登録代行」では、顧客から依頼されたURLについて、SBTのアナリストが評価を行いPrisma Accessのホワイトリストへ登録する。

 SBTでは今後、Prisma Accessの運用作業代行(窓口サービス、システム監視・障害対応、各種設定変更などの作業代行など)の提供を予定している。また、SWG領域の監視対象のラインアップに他社クラウドサービスを追加し、サービスの拡充を進めていく。
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外部リンク

SBテクノロジー=https://www.softbanktech.co.jp/

「MSS for Secure Gateway(Prisma Access)」=https://www.softbanktech.co.jp/service/list/managed-security-service/mss-for-secure-gateway

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