ニュース

Dynabook、セルフ交換バッテリーを採用したCopilot+ PC「dynabook XP9」

2025/01/24 15:50

 Dynabookは、「セルフ交換バッテリー」機構に「インテル Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)」を搭載したAI時代をけん引するモバイルノートPCとして、「Copilot+ PC」に準拠した14型プレミアムモバイルノートPC「dynabook XP9」を個人向けに製品化し、4月中旬から販売を開始する。あわせて、法人向けには「dynabook X94」を製品化し、1月23日に受注を開始した。

 AIを駆使しパフォーマンスを高度化する試みは、ビジネスの分野だけでなく日常生活のさまざまなシーンでも見受けられるようになり、PCに期待されるAI性能は高まりつつある。そこで同社は、PCに高い負荷がかかるAI処理もスムーズに処理できるようCore Ultraプロセッサーを搭載し、同社独自技術「dynabookエンパワーテクノロジー」でCPUの性能を最大限に引き出すPCを新たに製品化した。なお、新製品は、Copilot+ PC準拠のため、毎秒47兆回の演算性能を実現する高速NPUを搭載しており、AI処理をクラウドではなく、PCのローカル環境で高速・省電力で行うことが可能となる。

 また、高負荷の処理を継続的に実施することで電力消費が増大し、その結果モバイルノートPCの要ともいえるバッテリーの劣化にもつながることが考えられる。そこで新製品では、バッテリーの劣化を最小限にとどめる充電制御や、バッテリーが劣化した際には顧客自身で簡単に交換できるセルフ交換バッテリー機構を本体に実装。これにより、AIを駆使した高度な処理をいつでも、どこでも、安心してdynabookで快適に行うことができる。

 さらに新製品には、四つのAI機能を提供し、顧客の利便性を高めている。ローカル生成チャットボット「dynabook AI アシスタント」は、情報をクラウドにあげることなく、ローカルPC環境で文章の翻訳や要約などを簡単に行えるため、情報漏えいなどのリスクを低減。PCの操作やWindowsの設定がわからない場合にもAIがチャット形式で答えをサポートする。

 高度なバッテリー管理機能「AIパワーオプティマイズ」は、AIがオンラインミーティングアプリの起動を検出し、バッテリーセーブ機能をオンラインミーティング向けに最適化。外出先でのバッテリー駆動によるオンラインミーティングも安心して実施できる。

 顔検知プライバシー保護機能「AIプライバシーアシスト」は、AIが顔を検知し、覗き見などがあればPCのデスクトップ上に利用者への警告を表示する。必要に応じて簡単に画面をぼかすことができ、大切な情報を隠すことができる。また、PC利用者が離席した際は画面をオフ、PC利用者が席に戻るとスリープ画面を解除するなどの設定も可能となる。

 遠隔ハンドサイン操作機能「AIハンドコントロール」は、AIによりハンドサインを認識する機能を搭載しており、ハンドサインでアプリを操作することができる。異なるハンドサインをAIが判別し、PCに触れずに動画の停止や再生などを操作できる。
  • 1

関連記事

KDDI、PCと通信の一体提供サービスを開始 Dynabookが新製品発売、メーカーなど4社も採用

Dynabook、新製品の投入でニーズに応える 教育市場はChromebookに本格参入

Dynabook、10.1型液晶を搭載した2in1デタッチャブルタイプのChromebook

外部リンク

Dynabook=https://dynabook.com/

「dynabook XP9」=https://dynabook.com/personal/mobile-notebook/xp-series/2025-spring-model/index.html

「dynabook X94」=https://dynabook.com/business-mobile-notebook-x-series/x94ny-jan-2025-14-0-inch.html

週刊BCN×日本HP 特別企画「いま選ぶべきビジネス AI PCとは」

スマホのように寄り添い、どこでも使えるHPのAI PC

× こちらから>>

AIで臨場感あふれるオンライン会議を実現するHPのAI PC

× こちらから>>

抜群の堅牢性で万が一の際も安心できるHPのAI PC

× こちらから>>

安心のセキュリティでビジネスを守るHPのAI PC

× こちらから>>

導入するだけで地球環境に貢献できるHPのAI PC

× こちらから>>