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ラクス、楽楽シリーズへのAI導入を本格化 25年9月にも「精算」に入力補助機能

2024/12/19 16:00

 ラクスは12月12日、バックオフィス向けSaaS群「楽楽シリーズ」におけるAI機能の導入を本格化する。当面は経費精算の「楽楽精算」での展開を推進し、2025年9月にも、勘定科目の入力補助機能を追加する予定だ。29年3月期までに申請内容のチェックや使用規定違反の検知、自動承認・否認などの各種機能を加える。全ての機能が導入されれば、経費精算作業の月間平均時間を約90時間削減できると見込む。同社は経理担当者が予算管理といったコア業務に専念できる環境づくりを支援し、顧客の成長に寄与したい考えだ。

 ロードマップでは、25年3月期から26年3月期を「フェイズ1」と位置付け、チェック作業の削減に注力する。まずは利用人数が多く、頻度も高い経費申請の入力、承認に関する課題の解決から着手する方針で、勘定科目の入力補助機能のほか、申請前の不備や申請内容の確認、承認フローの適切化などを計画する。その後、27年3月期から29年3月期の「フェイズ2」では、経理担当者側の業務に焦点を当て、規定違反や目的が不明瞭な申請の検知、AIによる自動承認・否認機能などの開発を予定する。

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ラクス=https://www.rakus.co.jp/