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米Cisco Systems日本法人、新パートナープログラム 「CISCO 360」を発表 AI、セキュリティー、ネットワークに注力

2024/12/12 16:00

週刊BCN 2024年12月16日vol.2041掲載

 米Cisco Systems(シスコシステムズ)日本法人は、11月28日に開催した「Cisco Partner Conference Japan 2024」で、本年度(2024年8月~25年7月)のパートナー戦略について説明した。26年2月から開始する新たなパートナープログラム「CISCO 360」や、拡充した支援体制、重点領域のAI、セキュリティー、以前から強みとしてきたネットワークなど各事業の強化ポイントなどを紹介した。専務執行役員の大中裕士・パートナー事業統括は、シスコが12月に創業40周年を迎えたことに触れ、「第二創業期に当たる転換期だと思っている。パートナーと一緒に変革に取り組んでいく」と抱負を述べた。
(岩田晃久)
 
大中裕士
専務執行役員

 CISCO 360は、スキルへの投資や顧客との関係性などで構成する「Value index」という指標に基づいてパートナーのレベルをスコアリングし、「Cisco Partner」と「Cisco Preferred Partner」のどちらかに認定する。専門性を高めるために、ネットワーク、セキュリティー、オブザーバビリティー、コラボレーション、クラウド&AIの五つの領域ごとに評価を行う。例えば、ネットワークの場合、パートナーは「Cisco Preferred Networking Partner」として、自社をアピールできるようになり、顧客もパートナーが得意とする領域を容易に把握できるようになる。本年度は、セミナーなどを通じて新プログラムへの移行を支援する。

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シスコシステムズ=https://www.cisco.com/c/ja_jp/