ニュース

フリー、調整後営業利益が四半期で初の黒字 堅調な増収などがドライバーに

2024/12/12 09:00

週刊BCN 2024年12月09日vol.2040掲載

 フリーは11月14日、2025年6月期第1四半期(24年7~9月)の決算を発表し、創業以来初めて、調整後営業利益が四半期単位で黒字となった。常務執行役員CFOの坪井亜美・経営管理本部長は「売上高成長や営業生産性の継続的な改善、ソフトウェア資産化によるR&D費用の抑制、AIの導入やスケールメリットによる共通コストの削減などがドライバーとなった」と分析。以前より目標として掲げる25年6月期通期での黒字化が具体性を帯びてきた。
 
坪井亜美 常務執行役員CFO

 調整後営業利益は4億8000万円(前年同期は19億1500万円の赤字)となった。インボイス制度に伴う開発人件費や広告宣伝費、営業人件費などへの先行投資により、23年6月期第4四半期では収益性が大きく低下したものの、生産性の向上や先行投資からの収益の回収によって収益率を徐々に改善し、四半期単位での黒字化を達成。売上高は前年同期比29%増の73億7600万円だった。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

フリー、人と組織の可能性を引き出す新コンセプト シフトAI自動作成の新製品も発表

フリー、24年6月期はインボイス追い風に増収 先行投資で赤字幅は拡大

フリー、開発や機能追加を促し課題を解決 フレームワーク「統合flow」を解説

外部リンク

freee=https://corp.freee.co.jp/