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ELYZAがコンタクトセンター向け特化のLLM製品提供へ VoC分析や要約、25年の販売開始目指す

2024/12/05 16:00

週刊BCN 2024年12月09日vol.2040掲載

 大規模言語モデル(LLM)開発スタートアップのELYZAは12月3日、記者会見を開き、LLMによるコンタクトセンター支援事業に2025年から本格参入することを発表した。企業で試験導入を進めた中で高い成果を得られたユースケースを製品として提供。LLMを活用してVoC(顧客の声)分析や問い合わせ履歴の要約などを行うサービスを用意し、より多くの企業に向けたLLMの実装を推進する。直接販売に加え、コンタクトセンターをBPOとして提供する企業経由でも拡販したい考え。
(堀 茜)

 コンタクトセンター向けに特化したLLM製品は「ELYZA for Contact Center(仮称)」として現在開発を進めている。LLMでコンタクトセンターのオペレーションを高度化し、顧客体験の強化を目指す。用意するサービスは、▽電話やメールによる問い合わせ内容の要約▽問い合わせ全体を可視化するVoC分析パッケージ▽音声ガイダンスの草案作成―などを予定。一部顧客で先行して導入後、提供体制が整った機能から販売開始する。

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外部リンク

ELYZA=https://elyza.ai/