SB C＆Sは、Sparticleとディストリビューター契約を締結し、オンプレミスで生成AIを活用できるLLM（大規模言語モデル）パッケージ「GBase On-premises（ジーベース オンプレミス）」の取り扱いを12月3日に開始した。


　AI活用が注目されているなか、Sparticleは企業向けにエンタープライズAIと機械学習ソリューションを提供している。データ分析やAIモデルの開発と実装、予測分析、ビジネスインサイトの抽出などのサービスを提供し、企業データを活用した新たな価値を創造することで、特定の業界やニーズに合わせたAI活用をサポートしている。

　今回、SB C＆Sが取り扱うGBase On-premisesは、外部ネットワークに接続することなくオンプレミス環境でRAG（Retrieval-Augmented Generation）技術を活用できるため、企業独自の知識をもった生成AIを作成・運用できる。また、直感的なユーザーインターフェースを備えており、特別な技術知識がなくても簡単に使用することができる。データの暗号化やアクセス制御、監査ログなどでセキュリティー対策が施されており、機密度の高いデータも安全かつ効率的に運用できるため、金融機関や医療機関、政府機関、防衛産業などにも適している。