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NEC、NASと「Wasabi」をセットで提供 中小企業のクラウドストレージ導入をスムーズに

2024/11/21 16:00

 NECは11月14日、ファイルサーバー用のNAS製品と、米Wasabi Technologies(ワサビ・テクノロジーズ)のクラウドストレージをセットにした「ハイブリッドNAS for Wasabi Hot Cloud Storage」を発売した。オンプレミスのファイルサーバーの利用方法を変えることなく、クラウドを利用した容量の拡張やBCP対策を簡単に行える点がメリット。価格は、NASの「iStorage NS100Tm」が80万円、クラウドストレージのライセンスが18万円(10TB/6カ月、保守サービス込み)から。
 
Wasabi連携サービスで使用される
「iStorage NS100Tm」

 オンプレミスに設置したNASにファイルを保存すると、自動的にクラウド側に複製される仕組みとすることで、ユーザーは従来のファイルサーバーの利用方法のままで、クラウドストレージを活用できる。NASの内蔵ストレージは2TB HDD×2だが、一定期間アクセスがないファイルは属性情報のみを残して自動的に消去することで、内蔵ストレージ容量以上の大きな保存領域を利用でき、不足の際もライセンスの追加だけで容量を拡張できる。アクセス頻度の高いファイルはNASを直接参照し、アクセス頻度の低いファイルはオンデマンドでクラウドからダウンロードする形態となっている。

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外部リンク

NEC=https://jpn.nec.com/