ニュース

米NVIDIA、AI推論の課題を解決する技術を国内展開 本番環境での活用を支援する「NIM」を提供

2024/11/14 16:00

週刊BCN 2024年11月18日vol.2037掲載

 AI向けITインフラで成長を続けている米NVIDIA(エヌビディア)は、GPUの提供に加えて、開発・運用環境などソフトウェア面でもAI活用を支援できる点を強みに、国内市場への訴求を進めている。3月に米サンノゼで開催した年次イベント「GTC 2024」では、AI活用における「推論(Inference)」フェーズの課題を解決するマイクロサービス技術の「NIM(ニム)」を開発者向けの目玉機能として発表。8月には国内でも、NIMを活用した日本語向け大規模言語モデル(LLM)が登場した。ハードとソフトの両面でエコシステムを拡充し、生成AIを本番環境に展開する企業の増加に対応する。
(大向琴音)

 AIの開発・運用の中にはモデルを構築する「学習」の処理と、モデルを利用して業務やサービスのための出力を得る「推論」の処理がある。AIの活用が進めば、推論の処理が増えるとみられる。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

ゼウレカがFortanixとNVIDIAと提携、AIモデルの精度を大幅向上

デロイトと米NVIDIA、生成AIなどのビジネス実装支援で協業 専任組織の設置、リセールなどに取り組む

米NVIDIA、5年ぶり対面開催の年次イベント「GTC 2024」で新GPUアーキテクチャー「Blackwell」を発表

外部リンク

エヌビディア=https://www.nvidia.com/ja-jp/