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RKKCS、行政向け生成AIマニュアルシステムを開発 自治体での利用拡大、自社製品への活用強化目指す

2024/10/24 16:00

週刊BCN 2024年10月28日vol.2035掲載

 地方自治体や金融機関向けを中心とした自社開発の業務システム事業を展開するRKKCS(熊本市)は2025年4月にも、地方自治体を対象に生成AIを活用したマニュアルシステムの提供を開始する。ユーザーが自然言語で問いかけるだけで、事前に取り込んだデータを参照して回答を生成する。同社が提供している基幹系パッケージ「総合行政システム」や他社製品の操作マニュアルのほか、庁内資料、業務の手順書、法律文献など多様なデータを読み込ませることが可能で、ナレッジデータベースとして幅広い用途が想定される。同社はマニュアルシステムの開発を通じて、生成AIに関する知見やノウハウを蓄積し、行政領域での生成AIサービスの拡大や、自社製品への生成AI活用を強化したい考えだ。
(藤岡 堯)

 マニュアルシステムは「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)上の「Generative AI」サービスを利用している。RKKCSは日本オラクルと連携し、総合行政システムのガバメントクラウド移行をOCIで実装しており、OCIのテクノロジーに理解が深い。将来の総合行政システムとの連携といった発展性を見据え、OCIを基盤に選んだ。

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