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日本IBM、地銀向け新共同利用PFが始動 複数の共同利用グループを集約へ

2024/10/10 16:00

週刊BCN 2024年10月14日vol.2033掲載

 日本IBMは、三菱UFJ銀行とインターネットイニシアティブ(IIJ)と協業して、地方銀行向けの新しい共同利用型プラットフォーム(PF)を10月1日からスタートさせた。IBM製のメインフレームを利用する地銀を主なターゲットとし、新PFのメインフレーム部分を三菱UFJ銀行が担い、基幹分散(オープン)部分をIIJが受け持つ。IBMメインフレームを核とした共同利用型システムを使っている地銀共同利用グループの「Chance」が参加を検討するとともに、「じゅうだん会」「Flight21」も加わる見通し。
(安藤章司)
 
左から三菱UFJ銀行の越智俊城・常務CIO、
日本IBMの山口明夫社長、
インターネットイニシアティブの村林聡・副社長

 地銀の多くは共同利用型システムを使っており、IBMメインフレームを核とした共同利用グループも複数存在する。日本IBMと三菱UFJ銀行、IIJが打ち出した新しい共同利用型PFは、将来的に複数の共同利用グループを集約し、基幹系システムの効率化、コスト削減につなげるのが狙い。日本IBMの山口明夫社長は、今回の取り組みを「集約化の第一歩」と位置付け、複数ある既存の共同利用グループの新PFへの移行を推し進めていく。

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外部リンク

日本IBM=https://www.ibm.com/jp-ja