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NTTコミュニケーションズ、「IOWN APN」接続で生成AIの学習に成功 商用化に向け共創パートナーを募集

2024/10/10 16:00

週刊BCN 2024年10月14日vol.2033掲載

 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は10月7日、NTTグループが整備を進めている次世代ネットワーク基盤「IOWN」のうち、データの大容量低遅延の伝送を実現する「APN(All Photonics Network」を使った「IOWN APN」で接続した2カ所のデータセンター(DC)で、GPUサーバーを使った生成AIの事前学習の実証実験に成功したと発表した。単一のDCで学習した際と同等の速度が実現できたとして、商用化に向け共創パートナーを募り、技術課題の解決や顧客ニーズの発掘に注力する。

 実証実験は、生成AI活用のニーズが高まり、GPUサーバーを大量に集めた「GPUクラスター」が必要とされている中、単一のDCだけでは必要なスペースや電力供給に限界が出てきたという課題を解決する目的で、複数のDCをIOWN APNで相互接続することでGPUリソースやストレージなどのデータを分散配置することを目指して実施した。

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外部リンク

NTTコミュニケーションズ=https://www.ntt.com/