都築電気は、日本イノベーション融合学会（IFSJ）が開催する「IFSJイノベーションアワード」で、「DX検定シリーズ企業優秀賞」と「DX検定シリーズ優秀賞」を同時受賞した。この賞は、同じくIFSJ が主催する「DX検定」で優秀な成績をおさめた企業と個人を表彰するもの。同社は、2021年度に引き続き、2回目の受賞となる。

　DX検定は、IFSJが18年から主催する知識検定。これからの社会発展やビジネス全般に必要な「DX人材」の育成を目的としており、ICT先端技術のトレンドとビジネストレンドを幅広く問う検定となっている。DXに関する知識評価の標準指針となるよう、取得した点数に応じて「プロフェッショナルレベル」「エキスパートレベル」「スタンダードレベル」の認定が発行される。

　今回のIFSJイノベーションアワードでは、23年度のDX検定で、最高位である「プロフェッショナルレベル」の認定者を最も多く輩出したことに加え、認定者の総数が最多であったことから、DX検定シリーズ企業優秀賞を受賞した。

　また、23年度のDX検定で、とくに優秀な成績（上位3位以内）をおさめたことから、同社従業員2人がDX検定シリーズ優秀賞を受賞した。

　都築電気は、中期経営計画「Transformation 2026」で、DX人材の育成に注力している。社内認定「DXアソシエイト制度」で、マインド・知識・経験の三つの側面からDX人材の評価を行っており、知識面の評価項目としてDX検定を活用している。また、幅広い知識や最新動向のキャッチアップができることから、社員のDXリテラシー向上を目的として、23年8月からDX検定の受検を奨励している。