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米Oracleと富士通のソブリンクラウド、25年4月に国内提供開始し海外展開も視野

2024/09/13 14:10

【米ラスベガス発】米Oracle(オラクル)の年次カンファレンス「Oracle CloudWorld 2024」は9月11日(米国時間)、2日目を迎え、基調講演では富士通との戦略的協業で推進するソブリンクラウドのサービスが紹介された。登壇した富士通の古賀一司・執行役員SEVPシステムプラットフォームは「ソブリンクラウドをグローバルに展開する予定だ」と述べ、2025年4月に提供開始を予定する日本を皮切りに国内外で市場開拓を図るとした。
 
基調講演で対談する
米オラクルのクレイ・マグワイク・OCI開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデント(左)と
富士通の古賀一司・執行役員(右)

 ソブリンクラウドは国やユーザー企業が主権を確保できる形態で提供されるクラウドサービスで、富士通はオラクルのクラウド基盤「Oracle Alloy」をベースに提供する。Oracle Alloyは顧客のデータセンター(DC)に「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)の環境をIaaS、PaaS、SaaSの全レイヤーで構築し、運用も顧客側で実行可能なサービス。富士通はオラクルと協力し、ソブリンに必要と考えられる106の要件に対応できるよう整備し、運用コンサルティングサービスやクラウド環境の運用支援サービス「Fujitsu Cloud Managed Service」(FCMS)を組み合わせ、富士通のDCから提供する。

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