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インドZoho、CRMを社内の情報共有基盤に 営業部門以外には割安な価格設定も予定

2024/09/05 09:00

週刊BCN 2024年09月02日vol.2028掲載

 CRM(顧客管理)などのビジネスアプリを開発するインドZoho(ゾーホー)は、年内をめどに顧客管理と直接関係のない部門でもCRMを参照できる仕組みを実装する。CRMは営業部門でよく使われるアプリケーションだが、総務や法務、開発といった営業と直接関係のない部門からも参照できるようにすることで「顧客情報をユーザー社内全体で共有するための基盤を担う製品へアップデートしていく」(ラジュ・ヴェジスナ北南米責任者チーフエバンジェリスト)。他部門からの参照については、割安なライセンス価格を設定して採用を促す。
 
ゾーホー ラジュ・ヴェジスナ チーフエバンジェリスト

 日本法人であるゾーホージャパンの本年度(2025年3月期)の売上高は「前年同期比約30%増で推移している」(大山一弘取締役副社長)と話す。この背景には中堅・中小企業ユーザーにとって必要十分な機能を備えつつ、競合となる米国製CRMに比べて「半分以下の価格で利用できる」(ヴェジスナ・チーフエバンジェリスト)ことが挙げられる。今回のアップデートでは、営業部門以外でもCRMを日常的に活用できるライセンス体系を設け、より多くの人に利用してもらうことで売り上げ増につなげる。
 
ゾーホージャパン 大山一弘 副社長

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